バクモエweb(仮)

二次オタからKpopへ移住

Perfection Gimmickが一織センターver.だけであるべき理由

 f:id:s2ucre:20160618215509j:plain

「リクの声にぴったりですね!」
ナギがそう言った曲で一織がセンターを、歌い出しを務めた。
アイドリッシュセブン、誰もを笑顔にする絶対的センター七瀬陸の隠していた持病のせいである。
はっきりと明言はされていないが、喘息、もしくは気管支炎が酷くて歌えない。
歌って踊ってファンに笑顔を届ける、それがアイドルの仕事である。
そんな個人的理由で、体調が良くないので歌えませんなんて言えない。
実際本編でもリハーサルで、陸の代わりに天がセンターで歌っているところがある。
歌えない踊れない、それはアイドルにとって致命的問題でありアイドル生命に関わってくる重要な問題である。
そこで危機的状況に陥ったアイドリッシュセブンの”仮の”センターを務めたのが天才高校生と謳われる和泉一織なのである。
一織はマネージャーと一緒になってアイドリッシュセブンの運命を導いている。
それは表向きには秘密の事柄とされているが、一織は陸にこう言っているのである。
「七瀬さんをスーパースターにしてみせます」と。

(大変申し訳ないんですけどここのスクショがnai〜〜〜〜;;ごめんなさい…これを読んだ人で持ってる人あればリプしてください🙏)


f:id:s2ucre:20160618213801j:plainf:id:s2ucre:20160618213837j:plainf:id:s2ucre:20160618213916j:plainf:id:s2ucre:20160618214033j:plainf:id:s2ucre:20160618214111j:plain


アイドリッシュセブンをスーパースターにしてみせるとか一織はいつも自分もその中の一人なのに一歩外側からものを言ってるんですよね…)


作中で何度も出てくるこの言葉。

陸はこの言葉を気に入ってるんだと思います。

自分に信頼がある、必要とされているということが確認できるから。(天にぃが自分を置いて出て行った=見捨てられたと思っていることとかも影響あるかも?)


この言葉がかけられるのは自分に対する圧倒的自信、それから七瀬陸に対する圧倒的信頼があるからだ。
アイドリッシュセブンの中でもっとも陸の歌声を愛し、七瀬陸というセンターを求めているのが一織なのだ。
誰よりも七瀬陸のアイドルとしての姿を信じていて、七瀬陸の魅力に惚れている。
そんな一織だからこそ七瀬陸のセンターを一時だけではあるが引き継いだのだ。
アイドルグループのセンターというのはアイドルグループの顔であり最も目立つポジションである。
一織は陸とシンメとしてアイドリッシュセブンのメインキャラクターとして歩んできたがあくまでも陸の一歩後ろに立って支えるというポジションにいた。
そんな一織だからこそできたこと。
七瀬陸の立っていたセンターというポジションに立つということ。
これが他のメンバーだったらできないことなのである。
アイドリッシュセブンのメンバーは誰もが陸を信じていて愛している。
けれども一織は他のメンバーに比べて陸への信頼というのがとても厚いのだ。
天性の愛されキャラではあるが、普段は抜けていて、世間知らずで甘ったれなブラコンな陸。
それをどれだけ叱っていても舞台の上の七瀬陸、誰からも愛されるセンター、その彼の歌を世界に届けるために、彼を、スーパースターにするために。
ただならぬ思いをもっているのだ。
それだけの思いを持てるのも七瀬陸という存在そのものに心底惚れているからであって。
七瀬さんをスーパースターにしてみせる。
この言葉を与えた一織だからこそアイドリッシュセブンのセンターを守り抜けたんだと思う。
あくまでもセンターというものは陸のものであって、自分は陸が戻ってくるまでの保険。
本気でアイドルをやっているものなら誰でも立ちたいと思うセンターポジション。
そんな貴重な場所に立つことを、なんとなく、で決まった陸のポジションを陸が戻るまで守り抜いたのである。
絶対不可侵領域。
そこに立つことができるのはあくまでも陸だけなのだ。
一織はそう思っていたに違いありません。
一瞬でも自分がセンターだ。センターになれて嬉しい。普通ならそう思うかもしれない。
でも一織はきっとそんな自分の気持ちはあったとしても心の奥底に秘めて、崩れ落ちてしまたかもしれないアイドリッシュセブンを支えていったのだ。
世間の評判も上々。
一織がセンターなのも安定していていいね、なんて何も知らないアイナナの世界のファンは気軽に言えるのです。
それを聞いて少し不安になる陸。
今までなあなあで居座ってきたセンターポジションを渡したくないと思ったに違いありません。
その場は自分のものであってセンターポジションで、アイドリッシュセブンの顔となって引っ張っていくのは俺なんだって。
陸がセンターとしての自覚をもったとき、さらにアイドリッシュセブンは高みへ昇ったのだと思います。
RESTART POiNTERを披露する舞台の上でファンに対して、一織に対して笑いかけて。

startじゃなくてrestart、新たな始まり。
センターの自覚のないままがむしゃらにアイドリッシュセブンとしてアイドルをしてきた陸が、自分が率いて行くアイドリッシュセブンだとセンターの自覚を持ち再スタートを切る。

最上段で歌い出しの声を上げる陸の姿は目的をきちんと見つけて目標を心に掲げた立派なセンターポジションのアイドル、”七瀬陸”になったのである。

最上段の一つ下、上から二段目陸の真下にいるのは一織。
完璧な舞台を作り上げる一織が舞台の上にもかかわらず上の陸を見上げたのは、一織も陸のセンターポジションへの帰りを待っていた1人であって、誰よりも陸に期待して信じていたそんな陸に対しての心からのおかえりという祝福の意味だったらいいなって。


心が高まりすぎて、自分の求めていたセンターポジションの陸が帰ってきた!これがうちのセンターだ!どうだ!なんて気持ちが溢れた顔だったのかな、なんて。


優しい笑顔なのが心からの祝福を表していて一織も嬉しくて嬉しくてたまらなかったんだなって。


きっと陸には一織のその微笑みかけた顔は見えてない…見てないんだと思います笑
きっと陸にとって今から歌う再スタートの歌を聴いてほしい、自分が思いっきり歌うのを聴いてほしい、なんて思いでいっぱいだろうから。
一織のあの笑顔を見たのはアイドリッシュセブンをプレイしているプレイヤーだけであって、誰もあの笑顔を知らない。
でもあのときの一織の笑顔は心からの笑顔であって、陸に届いてない(届いてるかもしれないけど!)としても一織の中で眠る大切な笑顔なんだなって思います。


この時の一織はファンから見ても楽しそうな笑顔を浮かべている。

陸がセンターにいるだけでこんなにも楽しそうな笑顔を見せてくれる。

自担が幸せそうにしてるのがファンにとっても一番の幸せじゃありませんか。

わたしが思うにアイドリッシュセブンのステージの中で一番一織が笑顔で心から楽しそうだったステージなんじゃないかなあと思います。


f:id:s2ucre:20160618215410j:plainf:id:s2ucre:20160618215439j:plain


ここで最初の話に戻りますけれども、Perfection Gimmickは陸のために用意されたような伸びやかな曲です。
NATSU☆しようぜ!みたいにTRIGGERに取られた曲であれば本来アイドリッシュセブンが歌う予定だったから…って今回のようにCDを出すのも理解できます。
きっとみんな聞きたかったはずだから。
でも同じようにPerfection Gimmickは陸のために用意された曲であっても陸の歌い出しバージョンを作る必要はないと考えています。


"Perfection Gimmick"


完璧な、完全な。

トリック、仕掛け。


一織がセンターのアイドリッシュセブンはメンバーからも動きやすいと言われている。

時間配分までも完璧でなにもかもが完璧。

そんな一織がセンターのPerfection Gimmick。

いつもより、ちょっと大人な another face。

いつもより、しっかりとプロみたいな顔をみせるアイドリッシュセブン


それは一織がセンターだったから。


でもアイドリッシュセブンに完璧は求めていないんです。

七瀬陸の突出した歌の才能はあれど人に愛される才能があれど、それ以外は甘ったれでただのブラコンなそんな陸がセンターの。

完璧でないけれど、考えるよりも気持ちが先行して心からの歌を、ダンスを届けてくれるのがアイドリッシュセブン

その不安定さこそがアイドリッシュセブンの魅力で、らしさで、不安定さがアイドリッシュセブンの完璧じゃないのかなあと。


f:id:s2ucre:20160618214607j:plain


その完璧なトリックになくてはならないのが七瀬陸と考えています。

陸のセンターを守った一織がセンターに立った時期があったなんて思い出があってもいいじゃないですか?
Perfection Gimmickがいくら陸がセンターと想定されて作られた曲であってもわたしは一織が歌うための曲であってほしい。
陸だってそう思うと思います。
最初は残念に思っていた陸だって、RESTART POiNTERを歌う頃になれば「あれは一織がセンターで歌うべきだ」って言うようになっていると思う!笑

なんとなくで立っていたセンターに自ら俺がやりたいですと手を挙げた陸だから。


f:id:s2ucre:20160618192403j:plainf:id:s2ucre:20160618192512j:plain


2人の成長の証となったのがPerfection Gimmick、成長して再スタートを切るのがRESTART POiNTER。

f:id:s2ucre:20160618214853j:plainf:id:s2ucre:20160618214919j:plainf:id:s2ucre:20160618214946j:plainf:id:s2ucre:20160618215110j:plainf:id:s2ucre:20160618215143j:plain


センターというのは代わりがいないけれども代わりがいても困る。
でも自分のことを信じてくれる人がいて、自分のためにセンターにたってくれるメンバーは一織しかいない。

陸が胸を張って歌うことで、感謝の気持ちが届いていることを祈ります。

君と笑い合えたならどんな今日も超えられるさ!また新しい夢を見ようよ!


アイドリッシュセブンに幸あれ!